ご挨拶
本会はRippmann教授(スイス)により設立され、当初は妊娠高血圧症候群に関する国際学会として、ヨーロッパ、中近東、アジア・オセアニア地域を中心に毎年開催されてきました。近年は妊娠高血圧症候群のみならず、妊娠中の様々な異常やハイリスク妊娠の予知・予防・診断・治療が本会の主な課題であり、先進国のみならず発展途上国への周産期医療の推進、啓発に多大な貢献をしてきました。
今回、多くの国々からの要請により、また日本妊娠高血圧学会の全面的なご支援の受けて本会を日本で開催することになりましたが、本会開催は周産期医療の進歩および発展途上国の母児の健康支援に大きく貢献するものと存じます。